• ホーム
  • 水虫の種類はこんなにもある!

水虫の種類はこんなにもある!

手で脚を触っている女性

水虫の種類は実はたくさんあります。足に白癬菌が感染するので水虫と呼ばれていますが、感染した部位によって名称が異なります。ただ、9割くらいの確率で足にできる水虫が多いのです。

爪にできる水虫のことを、爪白癬と呼びます。爪白癬にかかると、爪の部分がボロボロになってもろくなります。爪の下の角質部分が厚くなり、爪が濁って見えるようになり、また次第に分厚くなっていきます。そして、爪の下はボロボロになります。爪には知覚神経はありません。ですから、自覚症状は通常はないのですが、症状が進行すると歩く時に痛みなどを訴えることはあります。外用抗真菌薬を使用して治すのが一般的です。

いんきんたむしという種類の白癬菌の感染症は、股に発生します。股間のあたりは、白癬菌が好む環境であるため繁殖しやすいのです。いんきんたむしにかかると、股の周囲の皮膚が赤くなって色素沈着を伴います。強いかゆみのほか、痛みなども自覚症状として現れることもあります。

いんきんたむしは皮膚のバリア機能が上手く機能しなくなるため、同じ部位に細菌感染症を合併する可能性もあります。真菌除去ができる成分を含んだクリームなどの外用薬や内服薬を併用するのが一般的な治し方です。

ぜにたむしは、米の半粒大より小さな水ぶくれをもった赤い丘疹ができるのが特徴です。手など身体全体に感染し、丘疹ができると年輪状に同心性の輪をつくるようになります。ぜにたむしでは強いかゆみも伴います。こちらも外用薬で治していきます。

しらくもは、髪の毛に白癬菌などの皮膚糸状菌が寄生することで起きる頭の水虫といっていい病気です。しらくもにかかると、楕円形に髪の毛が抜けてしまい、表面にフケのような細かい鱗屑ができるのですが、かゆみはありません。

トリコフィトン・トンズランス感染症も白癬菌によるものです。柔道やレスリングなどの競技で選手同士の接触によって発生しやすいとされています。日本においては、トリコフィトン・トンズランスという新しい水虫菌は外国から持ち込まれました。トリコフィトン・トンズランス感染症では、頭や身体に病変をつくります。白癬菌には、いくつも種類がありますがこれはその一つです。

これらは正しく理解すれば怖い病気ではないといえますが、放置してしまうと感染源となることがあるため適切な対処をしなければなりません。シャンプーをあまりする習慣がない人は、かかりやすいと言えます。

しらくもの場合は、抗真菌薬の入った低刺激のシャンプーやミコナゾール硝酸塩という頭皮のカビを抑える成分配合のシャンプーに切り替えることなどをします。